歴史散歩マップ

ゆかり散歩マップ 第一弾|渋谷

ハチ公がたどった
渋谷の道

上野英三郎博士邸の推定地から、ハチが主人を待った渋谷駅前へ。古地図と公開資料をもとに、現在歩ける道路へ重ねた参考ルートです。

6立ち寄り地点
約0.8km参考ルート
45〜75分解説を読む時間込み
この道筋について: 本ルートの道筋と立ち寄り地点の構成は、赤岩州五『新宿・渋谷・原宿 盛り場の歴史散歩地図』に掲載された「ハチのたどった道」と1928年の地図を参考にしています。そのうえで、渋谷区・東京大学などの公開情報と照合し、現在歩ける道路へ独自に再構成しました。ハチが毎日まったく同じ道を通ったことや、全区間の正確な経路を断定するものではありません。
1933年頃、渋谷駅で撮影されたハチ公
1933年頃のハチ公。写真:作者不詳/ Wikimedia Commons (パブリックドメイン)

ABOUT HACHIKO

まず、ハチ公について

ハチ公は「亡くなった主人を約10年待ち続けた犬」として知られています。けれど、ハチが上野英三郎博士と一緒に暮らせたのは、わずか17か月でした。生後約50日で秋田から列車で送られ、病弱な子犬として松濤の家に迎えられたところから物語が始まります。

1932年の新聞報道で全国に知られ、1934年には生きているハチの銅像が渋谷駅前に建てられました。ハチ自身も除幕式に参加しています。現在の像は戦後に再建された二代目で、私たちが見ている渋谷には、ハチの時代から何層もの街の変化が重なっています。

17か月上野博士と暮らせた期間
約10年博士の死後も駅へ通った期間
本人参加初代像の除幕式にハチも出席
二代目現在の像は1948年に再建
1923大館で誕生 1924上野博士のもとへ 1925上野博士が急逝 1932新聞で紹介 1934初代像を建立 1935渋谷で死去

この散歩では、ハチ公像だけを見て終わらず、松濤の家から駅までの距離、坂の地形、ハチの時代から残る店、戦後に生まれた109までを歩き、一頭の犬の生活圏が世界的な物語へ変わっていく過程をたどります。

BIBLIOGRAPHY

参考文献・参考資料

  1. 赤岩州五『新宿・渋谷・原宿 盛り場の歴史散歩地図』 草思社、2018年7月、ISBN 978-4-7942-2343-2。 本ルートの道筋、立ち寄り地点、1928年の渋谷地図は、同書掲載の「ハチのたどった道」を主要な参考資料としました。
  2. 渋谷区立図書館「ハチ公について知りたい」上野英三郎博士邸、ハチ公像、ハチ公年表の確認に使用。
  3. 東京大学「駒場ハチ公物語」「東大ハチ公物語」上野博士の生活圏と渋谷・駒場の位置関係の確認に使用。
  4. 渋谷区「ハチ公生誕100周年」忠犬ハチ公像と渋谷における顕彰の確認に使用。
  5. 株式会社SHIBUYA109エンタテイメント「SHIBUYA109の歴史」1979年の開業、1989年の名称変更の確認に使用。
掲載画像について

このページと各詳細ページでは、Wikipediaの記事でも利用されているWikimedia Commonsの画像を、各ファイルのライセンスに従って掲載しています。画像はサイト内へ保存し、表示サイズのみ調整しています。

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渋谷の外にあるハチ公ゆかりの地

東京大学弥生キャンパスの「上野英三郎博士とハチ公像」、青山霊園の上野博士墓所とハチ公碑、国立科学博物館のハチ公剥製も重要なゆかりの地です。本コースは渋谷駅周辺に絞り、徒歩でまとまる範囲を第一弾として案内しています。